子供たち LIFE AND KIDS

パパです。ほとんどママですけど。共働き子供二人のライフスタイル。

HELLO HELLO Bonjour Ciao!

バレンタインデーのおかえし

ホワイトデーの日は、会社などで、甘い物をたくさんもらってきた上に保育園では紅白饅頭(たぶん卒園の時期だから?)を二人分もらってきてしまい、家のなかが甘い物だらけになり、食べきれないでしょう?っていうことで。

「少し、間をおいてからあげるよ。クレームブリュレ食べたいんでしょう?」と申しましたところしばらくたってから

「やっぱり本がいい」とのリクエストがありました。

 

それは楽しそうだなあと思いました。

 

別の用事の合体させて合わせ技一本で仕事の休みを取り、割と近くにできた紀伊国屋書店へ!(この書店、いい。なんかわくわくする。さすが紀伊国屋とか思っちゃう。今年の歳時記カレンダーはここで買った。)

コンセプトは、「事前に何も調べずに、紀伊国屋に行って直感で選ぶ。」

本はお互い好きなんだけど、彼女は安部公房の方面は読まなくて、海外系も読んでないみたい。だいたいイカれた感じのやつにしなければOKだと思うんだけど。電車で読むんだから読みやすいのがいいはず。彼女が自分では買わないけど、読みはじめたら楽しんでくれそうな本。小説を1冊と実用的なものを1冊にしよう、と決めました。

時間の制約もあることだし、平積みになっているものを、バババーっと見てこの2冊に決めました。立ち読みして、面白かったやつです。

 

窓から逃げた100歳老人

窓から逃げた100歳老人

 

 なんか、映画化されているっぽいです。
じいさんが、誕生日パーティーの直前に老人ホームから脱走するところから始まるんです。それで、バスに乗って逃げることにするんだけど、いきなりトラブルを抱えてスタートするのが痛快で、「これは気軽に愉快に楽しめるに違いない!」ということで予想外の雰囲気の本になりましたが、決定。向こうの人らしいシニカルな視点でいいです。日本人が書いたら許されないけど、海外で書かれた物ならば翻訳して愉快に楽しむジャパニーズって面白いですね。
それから、本の質感が良かった。 単行本なんだけど、表紙はふにゃふにゃで、中身は少し厚めの柔らかい紙で。

 

人生が大きく変わる アドラー心理学入門

人生が大きく変わる アドラー心理学入門

 

別に、人生を変えてあげたいとか思ったわけじゃないんです。そんなフレーズが書いてあるのは今気がついたし。自分は、アドラーの心理学については全然知識はないです。名前を知っているだけ。
ディープに心理学を学んだり人生見つめ直しなさいってことではなくて、電車で軽く読むレベルだったら、普段の生活や仕事や子育てのことなど、少し客観的に見つめられたり、気が楽になったり(重くなることもあるか?)、こういう本って、そういうことがあるじゃないですか。ちょっと気持ちいい昼寝をしたみたいな。
そんな気持ちで選びました。

あと、この本の面白いところは、文章だけのページが無いところ。全て図説になっています。それがいいのか悪いのか、感想を楽しみにしています。立ち読みしてても、「おや?」ここは何を説明するページなのかな?と思ったから。その点がちょっと気がかりになりつつも子育てのページなどがあって、楽しんでもらえそうだったから、やっぱこれ買おーって感じで。

 

というわけで、本屋さんをうろうろするという楽しい時間を作れたので感謝でございますすすす。武蔵小杉のグランツリーの紀伊國屋書店、よろしゅうございますよ〜。

 二冊とも単行本なので通勤には重いけど、楽しんでもらえますように。

あと、自分にはこれが欲しかったです。
全部読んでしまいたかった。この人エッセイ書いたら面白いんだろうなー(書いてるのかもしれないけど)
私は、河合隼雄との対談本しか読んだことないですが、それを通じて、自分のかなでは「この人好き」のグループに入れています。 

詩を書くということ (100年インタビュー)