子供たち LIFE AND KIDS

パパです。ほとんどママですけど。共働き子供二人のライフスタイル。

HELLO HELLO Bonjour Ciao!

カンブリア宮殿の某医薬の回を観てから気分が落ち着かない

時々、番組表で目にとまったら録画して観るカンブリア宮殿

先日は、ある感染症の特集みたいなタイトルだったので録画してあった。

いま、全国的に流行っている、乾燥につよくて咽頭あたりから感染するっぽい、高熱がでる、あれ。学級閉鎖になるあれ。

カンブリア宮殿感染症の特集ってなんだろうと思ったんだけど、観てみたら、ただ単にとある製薬会社の回だった。

当たり前よね、社長を呼んでその企業と社長を紹介する番組なんだから。

それで、開発した新薬の効果すごい! 社長は凄腕! 証券アナリストも高評価! パチパチ! みたいな内容だった。(まだ最後まで観てないごめんなさい)

 

でも、医師の処方でしか手に入らない薬をあのような形でバンバン宣伝(実質的にすごい宣伝効果のはず)する形の番組になって良いのか、すごく心に引っかかった。

引っかかりが取れない。

デビューしたばっかりの薬だし。いやもちろん、デビューするまで、長い道のりを経ていて承認されているのでしょうけれど。(画期的なやり方で試験期間が短縮されたって言ってたけどそれは、試験のやり方の工夫っぽかった。同時にいろんなパターンをやったらしい。)また、報道にあるように耐性菌ができてしまったから危ないとかそういうことを言いたいわけでもない。だって耐性菌のリスクはどの薬でもありそうだから。

つまり実際にその新薬がどうなのかは自分は分からないけど、テレビ番組でしかもけっこう影響力ありそうな番組で、ああいうことしていいのかなあという違和感で、心がすっきりしないということ。

善良な市民の方々は、わーそうなのすごいすごいって、医師が判断により別の薬をだそうとてしても、あの薬出して下さい!ってことにもなりかねないし、医師だって人なんだから判断に迷いが生じるかもしれない。

いずれにしたって、薬というのは、製薬会社が医師に一生懸命営業をして、説明をして、ぜひとも我が社の薬を!と活動しているに違いないので、こんな問題今に始まったことではないのだけれど。

あえて、前向きにとらえるならば、そういう問題について考えるきっかけになったということでは番組にも価値があるのかな。

でも、テレビ大好き派の人には、テレビでやったことは全部正しいみたいな人々がいるわけで、感覚としてはやっぱりテレビを観る層にそういう人が多いわけで。怖い。

 

私のチープな脳みそでああだこうだと言うことができる問題ではないんだけど、

とにかく

心がすっきりしないで頭の中にずっと残っているんだよ、違和感が。

あの番組はあれでいいのかね。

龍さん、あなたはどう思っているの。

あーやだ、なんでこんなことブログに書いているのかしら。

まったく。

スッキリしないなあ!