大腸の内視鏡検査をするにあたって、当日の午前8時から下剤を飲み始めてからの様子をメモしていたので、そのまま記載してみようと思います。
飲んだのはニフレックという下剤です。
専用の入れ物に粉が入っていて、その入れ物に水を注いで溶かしてから飲みます。
下剤とその反応については、かなり個人差があるようなので、一例として読んでもらえたらよいかと思います。
私は、下痢の時にはかなり脂汗だらだらものでのたうち回るタイプなので非常に心配していたのですが、そういうことは全くなかったので助かりました。2,3日前から食事も気をつけて真面目に指示通りにして、そして食べすぎないようにしていたことも良かったのだと思われます。
では、以下、当日とったメモをそのまま記載します。 全部で2リットル飲みますが、始めの1時間ほどは15分でコップ1杯というペースで飲みました。ペースをあげるタイミングが遅れて、結果的に後半に響きました。
8:00 開始
8:16 1杯目完了 まずいポカリ、昔あったNCAAを思い出す味。
8:27 2杯目完了
8:25 腹痛の予兆、よじれる感じ、味には慣れてきた。
8:44 3杯目完了
(8:47) 排便、ほんのちょっと出た
9:00 4杯目完了 ペース落ちてきた
(9:05) 排便、固形が少々。 ニフレックはまだ1Lも減っていない。
9:17 5杯目プラスアルファ(途中で継ぎ足した)完了
9:29 6杯目完了
(9:40) 排便、普通便。
9:45 7杯目完了
(9:50) 排便、少し柔らかめ。
9:53 ニフレックは、まだ500cc以上ある。
(10:00) 排便、けっこう出た、下痢状。
10:00 8杯目完了。 ←時刻がおかしいですが、わからないのでメモのまま記載します。
10:05 9杯目完了。
(10:00~10:15 くらい)排便。事前に渡された便の状態の参考例の3番くらい。水状だけどまだ便がある状態。たくさん出した気分だけど、まだまだお腹がパンパン。
10:16 10杯目完了
(10:20) 排便、まだ3番くらい。
10:26 11杯目完了。飲みきった。一気にコップ一杯分飲んだ。
※1時間で飲み干す予定だったのが遅れたので焦りました。
(10:30) 排便、3番か4番か、という感じ。4番はゴールの状態。色のついた水という感じ。
記録はここまで。
ここからは、排便のラッシュになり、メモを取る余裕がなくなりました。
所感
とにかく、摂取する水分量が多いのでそれが最大の試練だと思います。
少しでも辛い思いを避けるため、水のまずさなど感じぬようミネラルウォーターで溶かしました。
ニフレックを溶かした水は吸収されないので、それとは別に少なくとも500mlは飲んでくださいと言われていたのでちびちび麦茶も飲みました。お腹のなかで混ざって結局一緒じゃないの?などと思いながらも、かなりの時間、何も栄養を取れないので、ミネラルが多少入っている麦茶ならましだろうと思い、あまり好きではありませんが麦茶を選びました。
稀に、人によっては倒れたり、戻したり、色々あるらしいので(特に女性)、コロナ禍において妻がテレワークで在宅だったのは安心度が高かったです。一人暮らしの人は心細いかもしれません。
そして、「あんなにトイレに貼り付き状態だったのにパッタリとやんだ!」という状態は面白かったです。お出かけの頃には収まっているはずですからご安心下さいと事前に説明は受けていましたが。
ただ、びびらせるわけではありませんが、あとちょっとで病院に着く(電車で2駅ほどの病院)という所で、急に便意が来てしまい、焦りました。なにせ、敵は水状態ですから。しかし、なんとか、病院にたどり着いてトイレを借りることができました。これはかなりの想定外で一番焦った出来事でした。ニフレックを飲むのに少々時間をかけすぎたのかもしれません。
以上、大腸内視鏡検査当日の体験記録でした!