子供たち LIFE AND KIDS

パパです。ほとんどママですけど。共働き子供二人のライフスタイル。

HELLO HELLO Bonjour Ciao!

サンタさん、おしまい。

どういう経緯か忘れてしまいましたが、インターネットで、フィンランドのサンタクロース郵便局みたいなところがあり(実在しているのでしょうか)、そこからクリスマスカードが届くというサービスを知ったのです。
そして、それを申し込んだのをきっかけに、我が家のサンタクロース物語に自然と幕を閉じることができました。いや、まだクリスマスを迎えていないので無事に閉じたかどうか分かりませんが。ほぼ、閉じました。
10月の、とある日の夕食にて、
「あのさ、パパ、サンタさんに手紙書いたんだわ。『子どもたちは大きくなったので、今年からは親がプレゼントをしますので、もっと小さい子たちにあげて下さい』って。フィンランドのサンタさんに。サンタさんフィンランドにいるから。」
「だから、今年からもう来ないわ。」
「ええー!」
「だったら今年を最後にしてあと一回だけもらいたかったなー。」
「でも、もうお手紙出しちゃったし、これは内緒のことだから。知っちゃったらもう貰えないよ。」
「毎年、サンタさんにお手紙書いたり、欲しい物をパパとママが聞いたりしてたでしょ?その内容をサンタさんに手紙だして頼んでたんだよ。何人いるかしらないけどフィンランドにサンタさんがいるから。パパは、フィンランド語は知らないけど、英語は通じるから英語で。欲しい物が届くの不思議だったでしょう。」
「でも、これ、大人はみんな秘密にしてるから、他の友達に言っちゃだめだよ。大人はみんな内緒にしてるから、ほとんどの子は、まだ知らないと思うから。わかるでしょ?」
「うん」
「そのかわり、パパとママが買ってあげるから、家族でお祝いしよう。」
出来事の衝撃のおかげか、その会話で、じゃあどうやって家に入ってくるのだ、という点については誰も追求してきませんでした。聞かれたところで、しらばっくれるか、心配だから実は窓の鍵を一つ開けてあった、と答えようか迷ってはいたのですが。
最後に、先述したサンタクロースからのクリスマスカードが届くことによって、しっかりと信憑性の杭が打たれることを祈っています。
眠るまえ、布団に入り、いつも鋭い質問をしてくる9歳ガールがひとこと、疑うというよりは純粋な感動と疑問の入り混じった声のトーンで、
「パパさ、フィンランドのサンタさんにお手紙出すこと、どうやって知ったの?よく分かったね。それが分からなかったらさ、子供が生まれてもプレゼント届かないよね。」
おお、そう来たかと思いましたが、
「あー。そういわれてみれば、そうだね。でも気がついたら知ってたんだよなあ。大人になったらもう知ってたわ。どうやって知ったか分かんないけど自然に覚えたんだろうなあ。そういうことって色々あるじゃん?」
「あ~、うんうん、分かるそういうの。そっか~。」
そうやって、ガールが脚色してくれ、ひとまずストーリーができあがりました。
なんだかんだ、子供に対して様々な事象や概念に曖昧さのあまりない我が家、サンタクロースの存在についてだけ、どうして信じているのか親であるこちらが不思議で仕方がなかったのですが、なんとか理屈づけて、終わりにすることができてほっとしております。

 

追伸、私が利用したのは、こちらです。ちゃんと届くと良いです。途中まで日本語ですが、決済だったか確定だったか最後の方はフィンランド語の画面でした。

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★3年生ガールの保護者会の日でしたが、会社から脱走することができず、欠席。