子供たち LIFE AND KIDS

パパです。ほとんどママですけど。共働き子供二人のライフスタイル。

HELLO HELLO Bonjour Ciao!

子育て世帯のヘッドフォン

ヘッドフォンというアイテムが、私が10代だった25年前くらいと比べると非常に品揃え豊富で、上質なものもたくさんある。外国の物もたくさん入ってきているので、より沢山あるようにも感じる。

しかしながら、とにかく基本は密閉型であり、またノイズキャンセリングである。

ノイズキャンセリングヘッドフォンはたしか20年以上?前から市場に流通していて、BOSESONYか、みたいな感じだったと思う。性能は、「飛行機に乗る時にかなり効果を感じて快適なフライトが楽しめる」というレベルで、騒音がない場所では音質が低下するだけの代物だった。ただ画期的だというレベルだった。

おそらく今ではかなり質が向上していると思われる。が試したことはない。

 

遮音のニーズがあることはよく理解できる。

満員電車で通勤していたころは、とにかく電車の中で音楽を聴くということは、音楽が好きだということと、ぎゅうぎゅう満員の苦痛からの現実逃避が絡み合っていたと思う。職場の上司にSHUREの遮音イアホンを教えてもらったときはとても感謝したものだ。

さて、表題の問題だが、ここまで遮音について記載してきたので、もうお察しかとは思うが、子育てをしていると、遮音では困るし、よろしくないのだ。

子供が、どんなサインを発するか分からない状況において、耳をふさぎ自分の殻に閉じこもっているわけにはいかないのである。かといって、音楽なり映画なりテレビなり、例えば子供が眠っている間に騒音を撒き散らすわけにもいかないのでヘッドフォンは使いたいのが子育てライフというもの。この問題に関しては、裕福度とも関係なく、どの家庭にも適応される理屈だ。直接の子育てにおいては、幼児と親の物理的距離を金銭で遠ざけることはできない。

つまり、部屋中の空気を震わせるような体感的な音の楽しみ方はできないし、かといって、外界の音をシャットダウンして聴きたい音を耳だけで全集中というわけにもいかないのだ。

そうなってくると、ご存知ない方に是非おすすめしたいのがセミオープン型のヘッドフォンだ。(もしくはオープン型ヘッドフォン)開放型と分類されていることもある。

要するに、周りの音が聞こえるのだ。
爆音ならば音漏れもするということだ。

(私としては、ウォーキングなどでもこちらの方がよいと思う。車の音に気がつかない人は危ない。)

大きな音では聴けない(耳に悪いからどのみにおすすめしないが)けれど、一応、しっかりと音は認識できて、かつ、「ん?今、泣いたか?」とか「あれ?なんか音した?」「妙に、咳をしているかな?」とかそういった異常音が察知しやすいし、聞こえるから大丈夫だろうということで安心して映画なり音楽なり動画なりを視聴できる心理作用もある。

そしてそして、問題は、このブログに書いたところでどうにもならないかもしれないが、オープン型(開放型)特にセミオープン型のヘッドフォンがもっとあればいいのに!世の中圧倒的にクローズド型(密閉型)なのだ。遮音性を主張しすぎなのだよ。

 

私はといえば、長年愛用しているSHUREセミオープンのヘッドフォンがいよいよボロボロになってきたあげく、交換用のカバーも売っていないので、世の中から消える前に再購入したいのだが躊躇している状態。

ここまで書いたら紹介しておくけれど、紹介しておきながらも「なくなっちゃうから買わないでくれ〜」と叫んでおく。

これ、一見同じ見た目でも密閉型があるので要注意。

これのおすすめポイントは、実はセミオープンであるだけでなく、折り畳めることと、そしてなによりも、適度なサイズであり耳を覆わないので寝転がった時に 枕やクッションに押しのけられることがないということ。だから昼寝する時などや寝る前に落語や音楽を聴く時にも大活躍している。今日これを書いている時点では3,249円。なんだか値下がっている...

以上、これだけ高評価をしておきながら、この程度の値段に躊躇しているくらいに懐の厳しいゴミカスな私より、おすすめの一品です。

ゴミカスな私がちょっとでもましな状態になった時に買えるように沢山作られることを願います。そのためには需要がなくてはならないので売れることも望みます。しかしながら売れるだけ売れて製造されないと私が買えなくなるというジレンマも抱えています。

さようなら。さようなら。左様なら。

追伸:あ、SHUREってあれね、ミュージシャンがライブやコンサートで耳に入れてるイヤホンとかバンドをやったことがある人なら誰でも見たことがあるようなマイクとかを作ってるちゃんとした会社です。