子供が生まれたら必須の検討事項
感染性胃腸炎のウィルスが、どんなものか知っておく
・症状は、リバース、おなかPP、発熱。組み合わせは、ひとそれぞれ。子供はたいていリバース。
・微量でも感染する
・乾燥に強い。
・乾燥したら舞うから要注意・体内に取り込まれて腸内でウィルスが増殖してから発症する。
(潜伏期間がある24H~48H?体調にもよるでしょう)・アルコールではウィルスは死なない。
・熱処理か、次亜塩素酸ナトリウムでしか死なない。
・元気になっても10日間くらいは排出しているっぽい。
(近所のお医者さんがいつも言っていた)
我が家の対策 かかる前の心構え編
思いつくままに書きます
- まず、うちの子はかからないなどと楽観視しない。
- 幼稚園、保育園、小学校、などで胃腸炎の子がいないかどうか、日頃から様子を子供から聞くようにする。
- 抵抗力が弱まることのないよう子供の体調を整えるよう心がける。
- 子供の様子をよく見る習慣をつけておく。弱っている時には食べさせ過ぎない、休ませるなどの調節を早めにできるようにするため。
- 気持ち悪くなったらどうするか、子供に教えておく。
道具編
揃えておくと安心&必須アイテム。
- ゴミ箱のビニール袋 ゴミをダイレクトに捨てるのではなく、ビニール袋をかける方式にしておく。うまいことゴミ箱に吐いてくれた場合には、これで処理は楽ちん。処理をいかに楽にするかが家族内感染予防の第一。
- 使い捨て手袋 説明不要の必須アイテムでしょう。
- 次亜塩素酸ナトリウムをストックしておく。液体のキッチンハイターだと、希釈しなければならないし液体なので染み込んだり広がったりハネたり色々大変。キッチン泡ハイターはおすすめ。泡で包みこめるため、便利。塩素臭が強烈だが。
- 予防の殺菌として手軽に使えるスプレータイプ 我が家では、ウィルバスを長年使用。これはドアノブなどにも食品などにもかけられるとのことでウィルスが目に見えないためなんとも言えないが愛用。ウィルバス500ml (200ppm)
ウイルバスは、次亜塩素酸ナトリウムの濃度が200ppmあるので大丈夫。200ppmの濃度で殺菌できるため、これ系の商品はたくさん売られているが、その点がチェックポイントかと思われる。 - ペットシーツ 室内犬のトイレようのシーツ。オシッコを吸い込むシーツ、床などに戻してしまった際に、上から被せて液体部分を吸い取れるので便利。大判を購入しておけば、症状が出てしまったら、枕の下などに敷いて多少被害を軽減できる。(布団に吐いてしまうのが一番後処理がつらい)
- 介護用?大きめの防水シーツ 予算的にOKな場合は、布団全体に敷ける防水シーツも安心アイテム。敷布団に染み込むのを防げる。まだまだ小さい布団を使用している年齢ならば、おねしょシーツで良い。
- 処理グッズ 最近は、嘔吐物処理グッズがたくさん出ているので選択肢はけっこうある。我が家はオウトロックという砂で吸収するタイプを持っているがこれは床などに撒いてしまうとあとで集めるのが地味に大変なので、嘔吐用のバケツのビニール袋にザザーっと入れることで嘔吐物の飛散防止として活躍している。
- スチームクリーナーやスチームアイロン お布団など汚れてしまった場合は、さすがにすぐに捨てるというわけにいかないので、上記のペットシーツで吸ったり、ティッシュで拭き取ったり、ウィルバスでシュッシュしたり、そのあと仕上げで、スチームで加熱して殺菌です。アイロンを使うこともありますが、表面しか加熱できないのでやっぱりスチームが必要。
発症してしまったら
子供のケアをしながら、汚物の後始末をしなければならない。これが一番の大変なところ。ましてや親も感染してしまうと悲惨なことに。
夫婦の協力体制を万全にしたいところ。祖父母の協力が得られる人は遠慮しないのが吉。ただしあまり高齢の場合は感染させるとまずいのでやめたほうがいいだろう。
あくまで、我が家の胃腸炎対策なので参考例としてご一読下さい。
- まず子供を安静にする
- 可能な家族は、一人が看護、一人が処理と分担する。日頃から認識を合わせておく。母乳の年齢ならばお母さんが看護がいいかもしれない。
- 兄弟姉妹がいる場合は、ないがしろにしないよう声をかけながら現場から遠ざける。
- 上記アイテムをフル活用して素早く処理する。(これ逆に毒か?と思いながら子供の椅子やらテーブルに泡ハイターをかけまくったこともあります。念入りに拭き取りましたが・・・)
- 可能な場合は、衣類など布製品は捨てる。場合によっては思い切って布団も捨てる。大事にしたい衣類は、幼児で鍋に入るサイズなら茹でる。(熱殺菌)もしくは、スチームアイロンでガンガン加熱する。
- 間違ってもそのまま洗濯機に放り込まないこと。洗濯機の中にまんべんなくウイルスが広がるだけ。洗濯機ではウイルスは死なない。
- 脱水も怖いが、水分の与えすぎも逆効果に。ここのさじ加減については私は医療従事者ではないため控えます。子供1歳で胃腸炎初体験の時、母乳を与えすぎで「飲んでは吐き」の繰り返しになってしまった経験も。胃から口までの距離が短いため出やすい模様。マーライオン状態を体験。お子さんの様子をよく観察して調整されたし。
- これはあくまで個人的に気をつけていることだが、必要以上に医療機関を受診しない。症状が激しい時はただ辛いだけなので無駄にお医者さんに行かない方が良いかと。胃腸炎のウイルスに対しては薬が無いので診察して終わるだけ。移動中や病院で吐いてしまうリスクを背負ってまで行かなくていいと思う。ただし、症状のケースによるので、ご参考程度に。子供の様子をよく観察して判断するのが大事です。胃腸炎じゃないかもしれない。
- 治った~と早く判断しすぎないよう注意。症状がおさまってすぐに普通の食事をすると振り出しに戻る。 おかゆなどから始めるのが大吉。
ひとまず、以上です。
少しでも誰かの参考になったらいいなと思いコツコツ書いていたのだが、シーズンが終わってしまった。思いついたことはまた追記致します。