ざっくりいうと「熱がでてもとりあえず病院行くな」みたいな指針が政府から発信されましたね。多くの人々が「インフルエンザかもしれないじゃん！」って思ったと思います。そこでどうなんでしょう、インフルエンザの自己検査キットを市場に流通させるのは。もちろん素人がやるわけですから、精度の問題はありますが。鼻の奥に専用の綿棒を突っ込んで、採取した粘液を検査キットに付着させるだけですよね。
それで、陽性反応が出た人は、そのキットを持参すれば問題なく受診できる、とか。だめかしら？
あと、37.5度が４日間続いたらという目安もありましたが、そもそも平熱は人それぞれなので、具体的な数値を発信してしまってよいのでしょうか？という疑問も。平熱が低い人と高い人では、話が全然違いますから。
現実に、私だって先日風邪をひいて、37度前後しかないけどすごくだるい状態があって、その時にお医者様には「37度だから低いとか高いとかは一概には言えませんよ。最近は平熱が低い人も多いですし、平熱に対してどうなのか。そもそも体調が悪いんんでしょう？元気だったら、熱っぽいなあ、とわざわざ病院に来ないでしょう？」と数値だけをみて判断するなと暗に示唆されました。もちろんその理屈には納得です。
あくまでも目安なのでしょう。だから「あくまでも目安ですよ、本当に言いたいことは、検査キットは足りないし病院がパンクすると困るから、そこんとこよろしく。」という意図をもう少ししっかり伝えてもいいんじゃないかと思います。
そうしないと世の中にけっこういる自己判断を放棄している人たちは、完全にこのとおりにしなくちゃいけないと縛られてしまうと思います。（どのみち、指針がないと判断できないから同じか）
なんの話かっていうと、これのことです。この書類、厚生労働省のマークすらないですよ。余裕ないのでしょうか。厚生労働省のホームページにリンクされているのですが。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596905.pd
リンク元はここ
あれー？
なんだかこのブログっぽくない記事を書いちゃいました。
みなさんのご無事を（いやまずは自分の）祈ります！
