子供たち LIFE AND KIDS

パパです。ほとんどママですけど。共働き子供二人のライフスタイル。

HELLO HELLO Bonjour Ciao!

牛刀がほしい

カタログがほしかった。
先日から京都の有次に電話をかけていたのだが、呼び出すが誰も出ない、という日々が続いていた。

はじめのうちは「呼び出すのだから、営業しているのだろう、今は忙しいのだろう」と思っていたが次第に「これは京都の街もシャッターをおろしているのかもしれない。」と考え始めた。ネットで検索してもよくわからないのだ。

今日、久しぶりに電話をかけてみたら繋がった。カタログをいただきたい旨を伝えるとすんなり応対してくれた。

では「パンフレットをお送りしますね」と初老と思しき声の主、ああそうかカタログではなくパンフレットと呼んでいたのか。はて、カタログとパンフレットの違いは何だろう?

ともかく、パンフレットが手に入るのだ。京都有次の道具は、オンラインで買うことはできないが、通信販売自体は可能で、代引きで取り寄せることができる(はず)。

もしくは、時々出張販売される高島屋での出会い。もしくは、日本橋高島屋では少量だがいつでも買えるはず。私のペティナイフ日本橋高島屋で買ったのだ。仕事を絡めてはるばる日本橋まで出向いたのに、担当の方が外していて、隣の木屋のショーケースの担当の方が申し訳なさそうに対応してくれたという悲しい思い出つき。(ただ売るだけしかできないから。仕上げとか、諸々。)

 

牛刀が欲しいという日々の思いが高まっているのだ。自分の自由になるお金で、と思っていたが、「家計のお金で買えばいいじゃない」という妻の言葉がこだましている。買っている場合なのか?という問題は横に置くとして。いや置けないが。

以前から知人より勧められているグレステンも気になるし、料理人のケンタロウの著書にあった、かね惣や吉實も気になっている、吉實はかなり気になっているがお店まで行くことのハードルの高さたるや。

有次に関してはは、ミーハー物好きな私としては、平常一品の三徳包丁とペティナイフ、それから雪平鍋を所有しているので、モノの良さと美しさとブランド作りのうまさ、所有欲の満たされ具合をよく分かっている。メーカーというのは、ブランド作りのうまさだけで、大変に勢力を維持している老舗もあるが、有次に関していえば、モノがたいへんよろしい。

いよいよ牛刀を手に入れてしまいたいという気持ちはまず自然と有次の方へ傾くのだ。

有次は、「ありつぐ」と読みます。そして、京都の有次です。実は、東京にも築地の有次がありますが、別のお店です。

ちなみに東京の有次の包丁も持っているのですが、こちらは本格的な和包丁で、こちらもとてもよい品なのだが、刃渡りが長すぎて出番がないのです。(友人からのいただき物なのだが、渡す時に「長いけど」と言葉を添えていただいた)

 

パンフレットが届くのが楽しみだ。

まずは、びりびりに破れるか穴があくほどにじろじろと見つめようと思う。

 

 かね惣、吉實、が紹介されているケンタロウの著書はこちら。

ケンタロウと秘密の料理道具箱 (be文庫)

ケンタロウと秘密の料理道具箱 (be文庫)