子供たち LIFE AND KIDS

パパです。ほとんどママですけど。共働き子供二人のライフスタイル。

HELLO HELLO Bonjour Ciao!

S状結腸と直腸と

大腸内視鏡検査の日のことです。

偏頭痛が発生しそうでなんだか気乗りせず、「今日の検査どうしよう」と若干うだうだしながらスタートしてしまった下剤ドリンキン。

2時間かけて2リットルのニフレック配合剤を飲むミッションのスタートでぐずってしまい遅れがちで焦りつつ迷いつつ。

でもこれ、2日前から食事を調整して、前の日も21時に薬を飲むミッションに集中して、仮にポリープを取ったりしたら術後1週間は大人しく過ごしたり、前回みたいに痛くてしょうがない日々が続くリスクも考えるとこの検査を逃したら次の日程調整がややこしくなるのです。

なので、途中から意思をかためて飲み始めるもののきつかった。

飲みきれなそうだったけど、そういえばニフレックの袋に2リットルのボトルウォーターを注いだら2Lのラインを超えてしまったんだった。

だったら、ちょっと残してもいいよね?っていうか便の状態は、見本のOKの状態になっているんだからもういいよね?

ということでちょびっと残して終了。

なにしろ、終了してしまわないと、排泄が永遠に続くわけで、それは一大ミッションとしての家を出た後にトイレに寄らずに、いや漏らさずに病院まで辿り着くという難関で失敗する可能性が高まることを意味するのですからね。

それでも予定より15分出発が遅れて、ドンピシャに到着する形となりました。(結果的には1時間以上待機したら遅れても大丈夫だったけれどそれはそれとして仕方のないこと。病院で予約時刻に順番が回ってこないとキレる人は頭が弱いし自己中だし一番をとれよといいたい。)

つまり、お察しの通り、家で下剤を服用して、腸管内を検査OKの状態にしてから出かけるというタイプの検査スタイルなのです。しかも近所の病院ではない、という。45分で着くけど。いやぐる〜っと遠回りするバスを使わずに駅までタクシーを使えばもっと早いけど。いやワイフが駅まで送ってくれればもっと早いけど。(今の車は多分永遠に運転してくれない。というか何年も運転していない。)

結果的には、間に合いました。病院に到着して受付を済ませてすぐにトイレを借りて、それでもう出し切った感じでした。むしろ検査中におしっこ漏らしたらやばいわ、とトイレにもう一度行ったくらいで、腸はつつがなく空っぽになりました。

胃の時は、喉の麻酔だのなんだので、これからはじまる儀式っぽさがあるのですが、腸の場合は、点滴をさして待機するだけ。(麻酔でうとうとしながら受けるのでその点滴?あとこれのおかげで脱水にならないよね)

今回は、左腕に点滴をされたのですが、左は四十肩がイかれていて、腕の角度によってはしびれてしまうので、無意識下で何かトラブルがあったら嫌だな〜ってドキドキしながら受けました。(パルスオキシメーターみたいなものも左の指につけたので)

ドクターから何か一声あるのかな〜と思っていたら、じゃあ麻酔いれますね〜と始まってしまった今回でした。

毎度のことですが、気がついたら無意識になっていて、途中で、訳のわからない、夢をみているような見ていないような朦朧とした状態で、お腹がめちゃくちゃ痛くなりました。

その時の記憶としては、痛みが湧き起こり、そして「×※▲追加します。」みたいな看護師さんの声が聞こえたような聞こえないような、悶絶しながら足を動かしてしまったようなしまわないような、そんな記憶があります。

そしてここからが、毎度面白いのは、内視鏡検査が終わった後に、眼を覚ますまでの仮眠ソファに移動するのは自分の足を使っているということ。でも全く記憶がない。これはいっつも面白い。

そして、目覚めるまでちょくちょく看護師さんがチェックに来てくれて、途中で仮の結果の紙とか、ポリープを取りましたからこれ読んでね、と紙を渡されたりしますがまだうとうとしていました。感覚としては、いつもよりも長く眠い状態が続いていたのと「追加」のワードが聞こえた気がしたので、看護師さんに確認してみました。

やはり追加したとのことでした、「S状結腸にポリープがあったのでカーブしていて苦しい場所ですから」的なお話でした。あと、直腸にもあって、全部でポリープを2つ取ってもらったようでした。

「S状結腸かあ、痛くならないといいなあ。でも、ポリープあったんだから、がんばって今日受けて良かったなあ。」とぼんやりと覚醒に向けて座っていた次第です。

運動は禁止なので、今週の少年野球は移動の運転だけだなとか。

 

その後ですが、幸いなことに、時々シクっと痛みのような張りのようなものを感じるだけで、痛みに関しては無事に過ごしております。

2か3年前に受けた時は、本当に痛くて夜病院に電話してしまったし、その後も何日も、経験したことのない腹痛でとても辛い体験だったのでびびっていたのです。どのお医者さんに聞いても、内視鏡後に腹痛なんて珍しい小さいポリープ切ったくらいで痛い人も普通はいない、という反応なのですが、体験したことのない痛みだったのです。下痢とかを伴わないしかも種類も違う、純然たる痛み。

しかし、カルテには前回の記録が当然ありますし、検査前の診察でその辺は相談して、細めのカメラだか柔らかいカメラだかでやるとかやらないとかそんなお話があったので、そのおかげかな?

この短期間で二個もできたんかい!というのが正直なところですが、受けてよかったです。

お金はかかったけど。。。

貧乏人は病気をしてはいけない。。。